さて、4日目です。この日から帝王切開ではなく普通分娩の人たちと同じ入院スケジュールになりました。普通分娩の方は前日に出産しているわけで…休む間も無くいきなりの母子同室、わたしが初産だったら耐えられたかどうか。
ではレポートです。
朝の検温は新生児室に行き、食事も部屋に運んでもらうのではなく食堂へ食べに行くことに。
個室中心の過ごし方から移動が増えるので、自然と身体も動かすように。痛み止めも効いているので積極的に動くようにする。
この日は小児科の先生による赤ちゃんの診察と哺乳量調査を行った。
少し黄疸気味なのが気になって尋ねてみたが、数値を調べてみると問題ないとのこと。一時的に強まって、薄まりつつある最中とのお話。
その後哺乳量調査。授乳前の体重と授乳後の体重の比較をして確認。ちゃんと飲めているか不安だったが、飲み方が少な目のようで…。
抱き方をいくつか替えて再度計ってみたら、増えていたのでほっとする。
助産師さんに
「ほら、笑ってるよ」
と言われ赤ちゃんを見てみるとほんのり笑顔。新生児微笑というやつかな?
「自信持って大丈夫!」
そう言われて心強かった。
長男の時は混合だったので完母は手探り状態。体重グラフも少しずつではあるが増えているし、うんちも回数が増えてきているからちゃんと飲めている証拠だと思っていい、と言われて納得する。
お腹の傷は、保護テープの周りが猛烈にかゆい!しかしどうしようもないのでなんとか我慢。
夜はまた新生児室に預けてしっかり眠ることにした。
が。
夜21:20頃。
関東地方で地震。新生児室に預けてすぐのことだった。結構揺れたので焦る!
入院中初めて部屋のTVをつけてニュースを確認した。気になった新生児室を見に行くと…ずらっと並んだ赤ちゃんたちは皆すやすや眠っていた。
…赤ちゃんたち、強し。
地震だったのでエレベーターではなく階段で行かねば!と妙に冷静になり痛みも忘れて階段を使っていた。
何事もなくて良かった…。夜勤の看護師さんが様子を見にきてくれて、再び就寝 。
夕食後にボルタレン25の錠剤を飲む。薬の量は減らしているが、耐えられているので痛み自体が引いているのだと思う。
◯この日は、とにかく地震に焦りました。免震構造の建物なので揺れを大きく感じやすかったのもあり、慌て過ぎた感もありましたが…実際は大きな地震の最中に生まれた赤ちゃんもいるわけで。何があっても子どもを守らなきゃ、と改めて思い至っている今です。書いてて思った、持ち出し袋のおむつを入れ替えなくては…。
では入院5日目に続きます。