第一子は無痛分娩でした。
2013年のことなので記憶が薄れていることもありますし、病院の状況も当時とは変化している部分もあるかと思いますが、第二子出産を前に振り返ってみます。
無痛分娩にした理由
なぜ無痛にしたかというと、たまたま近所にあった産婦人科が得意としていたからです。
当時住んでいた新中野にある「新中野女性クリニック」で産みました。
(懐かしい…。)
最初は特に考えていませんでした。自然分娩のつもりでいたのです。
ですが、だんだんと痛みに対し不安になってきて期日ぎりぎりで
「やっぱり無痛にしたい!」
とお願いすることに。
クリニックは都内では無痛では有名な所のようで、たまたまとはいえ今思うと近所で幸運でした。
無痛分娩の良かった点、気になる点
無痛分娩で良かった点
・計画無痛分娩だったので入院準備を落ち着いて進めることが出来た
・産後の回復が早い
・立ち会う旦那が落ち着いていられた
・周囲の人たちの予定が立てやすかった
・看護師さんに余裕がある
一人産んだだけでは比較出来ないことも勿論ありますが、このような点は良かったです。
特に日取りが決まっているという点は、実務的な準備もそうですが気持ちの準備の面でもプラスでした。
(いつ来るんだろう…陣痛…気づけるかな…)
みたいなことが無く安心でした。
※もちろん、計画していた日程より自然に陣痛が来る場合はそれを優先しますので日付の設定が適切だったのだと思います。
産後は当初の予定よりも1日早く退院し、里帰りせずどうにか乗り切りました。
看護師さんに余裕がある、というのは勤務されていたある看護師さんから聞いて、なるほど…と思ったことです。
以前お勤めしていたところではお産が重なることが多々あり(深夜や朝方が多かったそう)皆殺伐としていたそうです。計画無痛分娩が多いこの病院では看護師たちも落ち着いていられる部分も多い、と仰っていたのが印象的でした。
無痛分娩で気になった点
・吸引になりやすい
・誕生日が病院の予定なども踏まえて決められてしまう
・麻酔が効くのかどうか不安
・周囲への説明
吸引には実際なりました。頭が伸びているようで正直焦りましたが(ママはテンパリスト!にもそんな話ありましたね)もちろん元通りです。
誕生日をある意味機械的に決めてしまう点については…割り切るしかないかな、と思います。いつになるか判らないのだからいつでもまあ、いいかなくらいの気持ちで納得しました。
麻酔に関しては不安ではありましたが、どのような産み方をするにしても不安はあるものなので先制の得意としている施術を信じるしかない、という心持ちでした。
一番気になったのは「親」たちへの説明です。ところが、意外とスンナリ納得していました。
里帰りをしないと決めていたので本人の身体の負担が少ない方が良い、と考えてくれたのかもしれません。
また、親戚に医療従事者がおり産科のすさまじさをつぶさに聞いていたことも大きいと思います(無痛の方が良いよ!というのはその親戚のススメもありました)。
友人には事前に話すことは特にありませんでした。切迫早産の診断も出ていたので無事終わるまでは話す気持ちにもならなかったというのもあります。
今は無痛にした、という話を友人にはしています。帝王切開の友人もいるし、出産が短時間だった人も長い時間かかった人もいる。
そのパターンの一つとして周囲はとらえているように感じます。
産む前は
「お腹を痛めてこそ母!」という空気があるのが気になったりはしていましたが、結局大事なのは自分の気持ち。
身近な人の理解は得られていたので良かったです。
私の通っていたクリニックの先生のインタビューを読んで納得した部分も大きいので紹介しておきます。その中に
「痛みがないことから、赤ちゃんを産む感覚は普通のお産よりはっきり感じることができる」
という話がありますが、確かにそうなのかもしれない、と思います。
出産の際は泣き叫んだりすることは無かったと記憶しています。
前述の親戚の話では出産に立ち会う旦那が
ひいてしまう、卒倒する、辛そうで見ていられず泣いてしまう
みたいなのをしょっちゅう目にしたと言っていましたが、そういったことには全くなりませんでした。
(旦那は…極度の心配性なのでそういった面でも良かったと思っています。)
第一子出産レポ振り返り、続きは入院中の食べ物や流れなどを振り返りたいと思います。